Z女な耳付きカチューシャのつくりかた
材料
だいたい100均で揃います。ないものは、ホームセンター等で。結構時間がかかるので、余裕を持ってていねいに作りましょう。
作り方
1. 発泡スチロールを半分に切ります。
写真のような、10cm立方のを、半分に切れば同じモノになります。これで左右分作れます。
※お店によっては図の形の発泡スチロールがない場合があります。適当なもので代用して下さい。
2. ボールペンで、図の赤い線の部分に線を引きます。
間隔は図の通りです。側面も、反対側も全体に書きます。
めんどくさいですが、仕上がりを決めるポイントになります。定規を当てて、丁寧に作業しましょう。
3. さっき引いた線に、端から図の通り長さを測り、そのポイントに目印を書き込みます。
側面も、反対側も同じく。耳の形の目安になります。
4. 目印を打ったところを、耳の形っぽく、なるべく丸めに線を引きます。
上部は、各側面の終点どうしを直線でむすびます。
カッターを入れる目印になります。
5. とりあえず、図の通り赤い線から切ってみます。
直線にならないように、丸く切ってください。
まっすぐになると、後の紙ねんど行程で苦労します。
あと、てっぺんは平でいいんです。尖らせると、同じく紙ねんど行程で苦労します。
6. だいたい耳の形に近づくまで立体的に全体をカッターで削り上げます。
途中の工程は図を書くのが面倒なので飛ばしましたが、やはりポイントは丸めに削ることです。
上や下から見てきれいな楕円になるように整えましょう。
※削るときは少しずつ削りましょう。削り過ぎ注意。
7. カチューシャのラウンドに合わせるために、底の部分をちょっと切ります。
底から高さ5mmのところを目安に、りんごの芯を取る感覚でえぐるように切ります。
これで発泡スチロールカッター削り行程は終わりです。
8. 紙ねんどを盛っていきます。
すみません、後半面倒になってきて図が手抜きですが許してください。
一気に盛らず、少しずつ付け足す感覚で、厚めにならないように注意しながら、極力なだらかに耳の完成形を目指して盛ります。
(平均3mmくらい、厚くて5mmくらいの厚さに盛る。) 実はこの工程が一番大変です。
ここでの仕上がりが全てを左右しますので慎重に作業しましょう。
てっぺんは紙ねんどで完璧にどの方位から見ても丸くなるように仕上げます。
底部は逆にあまり粘土を付けないようにしましょう。薄めに。
表面がボロボロになってきたり、乾いてきたところに付け足す場合は水を足してください。
そして水つけた指で表面をならすといい仕上がりになります。
水はつけすぎると柔らかくなりすぎて、指の形に凹んでしまうかもしれません。
あわてず紙ねんどを付け足してならしましょう。
きれいに整えたら半日~1日乾かしましょう。
※乾燥していたり気温が高い場合、すぐ乾いてボロボロになると作業しづらいので、湿度を上げる、夜中の涼しい時間に作業するなどの対策をおすすめします。
9. 乾いたら、表面に付いてるポロポロなカスや、どうしてもボコボコしちゃった表面を、紙やすりで削ってならします。
気合入りすぎて削り過ぎると大惨事になるので、あーりんのほっぺを撫でる感覚でやさしくササっと削りましょう。
ボコボコがだいたいならされたら紙ねんどの行程は終了です。
ここは、完璧にきれいにならないことをある程度妥協することが必要です。
もう一度言いますがやり過ぎると大惨事になります。
大惨事になったら、焦らずまた紙ねんどを付け足す行程に戻りましょう。
それだけ、紙ねんど盛る行程は、この耳づくりで重要なのです。
10. スプレーで塗ります。
さあ、いよいよ仕上げの塗装の行程です。
底をまず仕上げて乾かして、その後、全体をやるとよいでしょう。
- 推し色カラースプレー……3~5回くらい
- クリアスプレー……3~4回くらい
光沢感を出すのが重要なので厚めに塗ってください。
※ただし、クリアスプレーはやりすぎると液ダレして大惨事になります。注意しましょう。
11. よりよい作品にするために1日は乾かしましょう。
厚塗りなので、当然なかなか乾きません。乾いて夏菜子のデコみたくテッカテカになってれば塗りの工程は完了です。
12. イニシャルのカッティングシートを貼ります。
その前にそのカッティングシートを作ります。そんなものは無い場合は、何か白いもので描くといいでしょう。
カッティングシートは、曲面だと当然浮いてくるので、ドライヤーを当てて、曲面がフィットするようにきちんと貼ります。
ここに型紙を置いておきます。参考にどうぞ。(PDF)
13. カチューシャにビスで取り付けます。
すっかりここで終わった気がしてたので、図はありません。まだまだ。
貫通させて外にビスが飛び出さないように注意しましょう。
1つの耳に2本で固定します。これでカチューシャから外れる心配はありますん。
ただし、気合入れて無理やりドライバーを回すと、カチューシャやせっかく作った作品が壊れる場合あり!
最後まで気を抜かないで慎重に作業しましょう!
14. 完成です!
頭につけるときは、サイドとトップをヘアピン数本でとめると、ライブの激しい動きにも耐えられます。
結構頑丈なのか、ライブ中にももたんペンライトを数回ゴツンゴツン強く当てまくってしまいましたが、うすーい傷1本だけで、全く壊れてませんでした。意外。
みなさんもトライしてツアーを盛り上げましょう!
この耳はkwkmさんにもほめられました。
もしこれを見て作った!って方は、ぜひぜひ@nullpon018まで写真付きとかでレポートいただけると幸いです!